みなさんはどんな目的でヨガをしていますか?
または、どんな効果を期待してヨガに興味をもっていたりするでしょうか。
痩せたいから?
運動不足を解消したいから?
自律神経のバランスを整えたいから?
睡眠不足を解消したいから?
うんうん、どれもあてはまりそうだし、できることなら全部叶うといいですよね。
ちなみに私は、”健康=ヨガ”のイメージがあり、
「なんか体によさそう(*’∀’人)♥*+」
という、ふんわりとしたところから興味をもちました。
理由や動機は人の数だけあると思うのですが、おもしろいことに、どれをとってもぜ〜んぶ呼吸が欠かせなかったりします。
理由は、なぜヨガでは呼吸が大切なんだろう?で触れているので、気になる方は先にそちらを読んでみてね。
今日は呼吸法の目的や種類。
やり方について、できるだけわかりやすく解説してみます。
①目的について
ヨガでは、ポーズ(アーサナ)、呼吸(プラーナヤーマ)、瞑想(メディテーション)の3つを用いて、心とからだの健康を目指していています。
私たちが生きていくうえで欠かせない、活力(生命エネルギー)を活性化することが呼吸法=プラーナヤーマの目的であり、言葉としては、
プラーナ=気やエネルギーのこと
アーヤマー=拡張する(コントロールする意味も含まれる)
という意味合いがあります。
ちなみにプラーナヤーマは、
・口にする食べ物や飲み物をどんなふうに取りいれ、吸収し、活用するか
・頭の中に取りいれた知識や、これまで積み重ねてきた経験をどう活かすか
など、呼吸だけでなく、生命活動すべてにおいて、どう意識的にコントロールするか。
そんなことも含まれたりしているのですね。
へ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
だからヨガっておもしろいし、奥深い。南無南無。
②種類について
・胸式呼吸
・腹式呼吸
・完全呼吸
・クンバカ(止息)
・ナーディショーダナ(片鼻呼吸法)
・ウジャイ呼吸(勝利の呼吸法)
・カパラバディ(火の呼吸法)
・シータリー呼吸(クールダウン呼吸法)
・ブラーマリー(ハチの音呼吸法)etc…
代表的な9つの呼吸法をざっとあげてみたのですが、数の多さにびっくりしませんでしたでしょうか?笑
すべての呼吸法においてきちんと目的があり、どれをとってもプラーナヤーマにつながる呼吸法ではあるのですが、今日はよくレッスンでも用いられる”ナーディショーダナ(片鼻呼吸法)”についてご紹介しますね。
③やり方
①楽な姿勢で座ります。正しい座り方が知りたい方は、ヨガ的な正しい姿勢は快適であるかどうかを見てみてね。
②右手の人差し指と中指を折り曲げて、親指で右鼻を抑えます。
③左鼻から息を吸い、薬指と小指で左鼻を抑えます。
④親指を離して、右鼻から息を吐きます。
⑤そのまま右鼻から息を吸って、親指で右鼻を抑えたら、薬指と小指を離して左鼻から息を吐きます。
呼吸の長さや回数など、色々目安はあるのですが、最初はあまりむずかしく考えず。
①〜⑤を5往復くらいやってみて、慣れてきたら回数を増やしてみるのもお勧めです。
④効果
・自律神経を整える
・頭痛や肩こりを和らげる
・昼間の眠気の解消
・免疫力を高める
・頭をすっきりさせる
・鼻づまりを和らげる
・肺機能を高める
・リラックスできるetc…
⑤余談
ヨガでは、
・右鼻の通り道をピンガラ(太陽)
・左鼻の通り道をイダー(月)
と呼び、
・右鼻=交感神経=アクセル
・左鼻=副交感神経=ブレーキ
を刺激することで、アクセルとブレーキを自分で操作しながら、自律神経のバランスを整える目的を持ちます。なので、
・イライラするとき
・気持ちを沈めたいとき
・リラックスしたいとき
・呼吸を深めたいとき
そんなときには、もってこいな呼吸法なんですね〜。
いつ行ってもいいのですが、いちばんお勧めなのは、夜ねる前。
1つのことに集中するので、脳がリラックスし、寝つきがよくなるだけでなく、睡眠の質もあがりますよ〜。
とくに痩せたい方、疲労を和らげたい方は必見です!
その理由や呼吸法のバリエーションについては、来年開催するヨガインストラクター養成講座でたっぷりお伝えしますので、気になる方は私のInstagramをチェックしてみてくださいね\\(◡̈)/♥︎
明日は年内最後のヨガイベントもありますので、お時間があう方はゆる〜っとご参加いただけると嬉しいです(*’∀’人)♥*+
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